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【楠木建】戦略のつくり方

経営戦略の第一人者、楠木建さんがマイブームで、YouTubeでたくさん動画みました。その個人的なまとめとして記事を書きます。(4つ目)

 

※参考動画「商売に共通する論理を提供する」は、リハックのものだったのですが、すでに削除済みのようです。

 

戦略のつくり方

競争戦略とは「競合他社との違いを作ること」。その違いは顧客に選ばれる良いものでなくてはいけない。そんなに良いものなら皆がとっくに始めている、良いもので成功したら皆が真似をする。この2つのジレンマをどう乗り越えるか。

やることを部分的に個別に見ると非合理だが、戦略のストーリーとして繋げた時に合理性がある。自社にしか出来ない非合理性、独自の価値を持つ。

「なんでそれができる?」⇒「うちの客が他とは違うから」「これまで当社は〇〇してきたから」こういうことをやっているから顧客がこうなっている、それは我々だけができる、と言える。

 

2つの違い

◆ベター

 「より良い」物差しがあるもの、身長、年齢、比較

◆ディファレント

 「違い」物差しがないもの、男と女

戦略で違いを作るとは、よそに対してベターになるのではなく、ディファレントになるということ。どこの企業もベターにしがちだが、ベターで得られる利益は短期的。必要なのは、長期的な独自性、長期利益。まずは「ディファレント」をはっきりさせる。(例)男であれば女にはなれない、北に行けば南には行けない。

☆戦略の本質は「何をしないかを決めること」

※リソースが限られるのは戦略を考える上で有利。リソースの制約が少ない大手は何をしないのかの意思決定が甘くなる。

 

ビジネスの目的は他者を打ち負かすことではない

・オリンピック(スポーツ)は1次元で優劣がつくが、ビジネスは同業界でも複数の勝者が存在する。(例)ZARA、ユニクロ それは顧客に選択肢があるということ。

◇テレ東パンダ「日テレとYouTubeの挟撃」にある中で何を売るのか

➡短尺で、能動的な暇つぶし

複数の軸でトレードオフを選択しているのは良い

 「顧客により良い情報を」はNG

 

 

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