経営戦略の第一人者、楠木建さんがマイブームで、YouTubeでたくさん動画みました。その個人的なまとめとして記事を書きます。(3つ目)
楠木建「無努力主義の仕事術」
趣味とは? 仕事とは?
趣味は自分を向いてやるもの。自分が楽しければ問題ない。楠木さんはロックバンドを趣味でやっているが、誰も見に来てくれない。それは相手にとって価値がないから。仕事とは、趣味ではないもの。仕事は、自分以外の誰かのために役に立ってはじめて成り立つものである。
仕事で突き抜けるためには?
仕事で「アイツじゃなきゃダメだ」と指名されるレベルに達するには頑張っていてもダメ。側から見たら努力しているように見えるが、本人にとっては娯楽に等しい状態(無努力主義)が望ましい。本人はとにかく好きでやっているだけで、努力は娯楽化している。頑張るというよりは「凝る」。好きなことは続けているうちに上手くなる。すると、必要とされる。人の役に立つ。この好循環が仕事の原理原則。
好きなことの見つけ方は?
自分が好きなこと、嫌いなことをとらえ直してみる。例えば、「スポーツが嫌い」だったら、それは「ルール上で勝ち負けが出てくるのが嫌い」と捉える。「音楽が好き」だったら「ルールや勝ち負けがないのが好き」と捉える。「チームワークが嫌い」だったら「一人でできる仕事が好き」と捉える。「上司に評価されたくない」だったら「顧客に評価されたい」と捉える。
関連記事