いそいそと1人部活

己を知る取り組みとしてのブログ

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子どもに上手に伝えたい。

長男は生後半年。長女は3歳。

 

長男が乗っているバウンサーを、長女がご機嫌に揺すっていた。

 

揺すりが強く、長男の頭がガクガクしていたので「そんなに強く揺らさないで」と強めに言ってしまった。

 

しょぼんとする長女。

 

長女なりに子守の手伝いをしてくれていたのに、私の強い言葉はその気持ちを踏みにじってしまった。

 

あわてて「手伝ってくれてありがとね」とフォロワーするも、「お手伝いしてただけなの…」と悲しい顔になってしまった。

 

 

上手に注意したかったな。

 

長女を否定せずに。傷つけずに。

 

そのためには、最初から否定の言葉を口にするのではなく、まず、子どもを信頼していることを示す必要があった。

 

長女の気持ちに、まず感謝褒め言葉で寄り添うべきだった。

 

「長男の面倒を見てくれてありがとう。もう少しだけ優しく揺すってあげてね」と。

 

最初に感謝の枕詞をつけて、長女のしてくれたことに敬意を払い、良いこと(面倒をみること)をしてくれたことに感謝を示せば、ちょっとした改善についてなら素直に耳を傾けてくれるはずだ。

 

子供に限らず、人を非難したくなってしまった時、正論をそのまま伝えてしまったら反感を買うだけだ。

 

一呼吸置いて、相手の良いところを見つけ、それを挟んでから、自分が本当に伝えたいことを言おう。

 

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デール・カーネギー著『人を動かす』の「まず褒める」という章がとても参考になりました。