昨日たまたまインベスターZという漫画を読んでいて、「出口戦略」の話が出てきました。自分が考えていたことは、まさにこれだなと思い、今朝さっそく書き出してみた。
今の勉強していることの出口は「試験に合格すること」で、そこから遡って「課題」や「対応策」をまとめていった。
課題は大きく分けて4つ。
①確かな一次知識をベースにした回答作成力の強化
②設問文、与件文に忠実な回答作成力の強化
③論理の整った読みやすい文章力の強化
④時間配分(80分の使い方、試験当日、試験日までのスケジュール)
それに対する対応策は、やりながら考えている感じ。
昨年は過去問をひたすら解く方法で合格を狙った。一次試験後、2ヶ月半という限られた時間の中で、スタートから過去問を解きまくったが合格点には届かなかった。過去問演習中心で受かる人がいるのも事実だが、昨年の自分のやり方では甘く、このまま続けても勝てないと思っている。今年もう一度受験できるチャンスがあるのだから、昨年とは違う方法で勉強していきたい。
まず、過去問を80分で解くことに関してはあまりやらない方向。過去問を解くと解答時間の80分だけでなく、それの復習にまた相当の時間がかかってしまう。勉強方法として効率が良いのか疑問。身についた実感もあるようなないような何とも言えない気持ちになるが、平日に1事例こなせたら「やった感」はあるので、それはそれで困りものである。達成感と実力がついたかどうかは別の問題だから。
なので今年は、しっかりと身についたと実感できる勉強を優先したい。それが一次試験の知識の定着だったり、設問解釈力の向上だったり、解答で使える文章金型を馴染ませること等である。これ等は、昨年もやらなきゃなと漠然と思っていたものの、最後まで手をつけられなかった。
今年、ダメだったら次は5年後とかになりそうなので、せめて悔いなく終わりたい。いや、悔いなく受かって終わる。
株に限らず物事は出口戦略が絶対必要だよ。例えば学校の勉強もそう。普通は教科書に載っている項目を授業に沿って漫然と覚えていくだろ。でもそれって株を買っただけで満足していることと同じ。全く出口のことを考えていない勉強の仕方だ。勉強の出口とは試験の結果、点数の事さ。テストで何点取るか、それを常に想定して何を覚えるかを選択して学習する。はじめに出口を決める勉強の仕方をすれば、成績なんてあっという間に伸びる。結果が欲しいなら入り口ではなく先に出口を考える。これはもはや世の中のルールと言っても過言じゃない。
インベスターZ(12話)より。
庭に蛙がいたよ。