二次試験の解答はいろいろな解釈ができる。
昨年はそれに苛々したものの、今年は多少の余裕があるからか楽しめるようになった。気づけば、様々なところから模範解答を集めている。識者を集めて1人で勉強会を開催しているような気分になれる。
1人勉強会のメリット
1つの模範解答しか手元にないと、自分の考えにそぐわない模範解答だった場合にきつい。それが正解だと無理やり自分を納得させるのは違うと思っている。あるいは、レベルの高い解答すぎて自分にはこんなの書けない…と思ってしまうのもきつい。
なので複数の回答が参照できるようにしておいて、自分が納得できる論理の解答をベスト答案として選んで、血肉にしていくのが良いと思っている。
まあ、単純にいろんな解答を見比べるのは楽しい。時間はいくらあっても足りない。
話は変わって、事例Ⅳは難易度のばらつきが大きすぎるので、そこで点数稼ごうとするとリスクある気がする。私はⅠ〜Ⅳ全てで65点取るのだ(贅沢)。
よく使っている教材のラインナップ
ふぞろいな合格答案
多くの合格者が解答に書いているワードをもとにした『ふぞろい』がベースとなる。模範解答の作成者によって、完成度のバラつきがある気がする。
TAC
『TAC』の解説通りに本番を解くのは無理。でもこの回りくどい解説を整理している時が最も身についている感がある。
まとめシート
『まとめシート』は、設問解釈、必要な知識、解答構成(骨組み)、与件根拠、解答作成の順に、手が届きそうな範囲の現実的なアプローチを示してくれて助かる。
「まとめシート」流! 解法実況(事例Ⅰ~Ⅲ) 令和2年度編: 中小企業診断士2次試験 「まとめシート」流! 解法実況シリーズ
- 作者:野網 美帆子
- 発売日: 2020/11/13
- メディア: Kindle版
TBC
『TBC』の解説は、上記の教材達とは結構異なった解答のイメージ。今の自分が持っていない視点を提示してくれて、それはそれで参考になる。
EBA
『EBA』は昨年の再現答案提出してもらった令和元年の冊子と、販売されているテキストの平成30年の解説しかなかったが、考え方のベースにとても参考になった。まとめシート(きゃっしい様)の出身校。