いそいそと1人部活

己を知る取り組みとしてのブログ

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令和2年度【事例Ⅲ】振り返り

こんにちは。

だいぶ時間が経ってしまいましたが、事例Ⅲの振り返りです。結構忘れてきているので再現答案は早めに作っておいて良かったです。

※後日追記:得点開示の結果、事例Ⅲは「57点」でした。

 

試験問題はMMC様にて公開されています。

www.mmc-web.net

 

 

試験前

1時間の休憩。疲労でおにぎりを食べるような気分にはならず、ゼリー系飲料を口にする。昨年は事例Ⅲで(たぶん食べ過ぎで)頭がボーっとした上に、理解不能な設問文・与件文にやられたので、集中力を切らさないよう注意して挑む。ここでリポDを半分飲む。

 

試験開始

字数は多くないけど解答欄が多い。スピード勝負だと考える。以下、解答作成順。

 

 

第4問【予想12点】

①技術力を強化し特殊加工対応と仕上げ品質を向上させ、設計から据付工事までの一貫体制を整え、付加価値を向上し充実化を図る。②都市型建築の受注増加のため業務・製造プロセスの見直しにより納期短縮を実現し、新規顧客獲得・拡大を図る。

 

気が付けば40分以上経過しており、慌てて解答作成に着手する。第2問・第3問の設問切り分けに少しでも時間を残すべきと考え、最終問題から書くことにした。「充実」は内部のことで「付加価値向上」、「拡大」は外部に向けた活動と考え「新規顧客獲得」とした。与件文の解釈が十分にできていないが、こういう解答書いておけばいくらか点数くれますか、みたいなお願いに近い思い。

 

第2問(1)【予想14点】

(a)顧客とのやり取りが多く、製作物のイメージの擦り合わせに時間がかかるため、製作前プロセスが長期化していること。

(b)3次元CADを使用し顧客と製作物を立体的に共有し、修正や打ち合わせ回数を減らすことで製作前のプロセスを短縮する。

 

営業の最大の問題は「打合せの長期化」と判断。この改善策として3次元CADを使う。昨年事例Ⅲの第3問(効率化するための適切な設備配置)で暗にマシニングセンタの知識が問われたように、今回はそれが3次元CADなのかなと思った。一つの論点で勝負かけてしまったけど、仕方ない。本筋は外していないと思う。3次元CADを「使用し」って書いてしまったけど「導入し」の方が正確だった。

 

第1問【予想14点】

(a)高い溶接技術や研磨技術によるこだわりの表面品質、設計から据付工事までの一貫体制。

(b)加工物大型化により作業スペースが狭く、非効率な業務プロセスで納期遅延が発生。

 

この時点で残り20分くらいになっていて猛烈に焦る。雑な対応でもいいから解答を埋めようと思う。「一貫体制」は強みとして鉄板だが、この事例の場合に強みになっているか迷う。一貫でなく設計と製造が分割されていれば、それぞれ責任持って納期管理するのではと思ったが、深追いはせずに書く。わからん。

弱みで「スペースが狭い」を書いたけど、後半の問題で伏線回収できず。採点基準に、弱みを後半の問題で是正していたら加点があるとしたら失敗した。

 

 

第3問【予想14点】

活用方法は①作業方法等のマニュアルや②顧客との打合せ情報、③各個別受注生産の生産計画と④その進捗状況や現品の状態を、一元管理しデータベース化する。それを全社的に共有し、随時更新し統制に役立てることで納期短縮を図る。

 

これも焦っていたため、第4問同様に一般論に近い(過去問の解答をなぞったような)解答になってしまった。これも点数が欲しい。作業スペースの問題や5S・SLPでの改善はここに書きおとすべきだったかな、全然思い至らなかった。

 

 

第2問(2)【予想10点】

(a)①作業が標準化されておらず、②段取り時間が長い。③作業者の技術力に差があり、難易度を考慮した計画作成になっている。

(b)①熟練作業者の技術を標準化・マニュアル化、OJTによりチームの技術力の底上げを図る。②段取り作業を外段取り化する。

 

残り5分です。という声が聞こえてゾワっとする。生産性改善の基本をとりあえず書いて、メモに書いてあった「段取り時間が長い」について書く。改めて考えると根拠が不明だし「外段取り化」も弱すぎる。

 

総評 【予想64点】

後半は本当に焦って、空欄を作らないよう解答を埋めることに集中しました。よって与件文の読み込みのツメは不足してしまいました。整合性は捨てて、拾えたところだけ拾って知識で組み立てた感じです。もう少し時間あれば全然違うんでしょうけど、みんな同じ条件ですから仕方ないですね。

 

 

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