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ライブで大化けする究極の2曲『the motion picture TOUR2009 宇宙一周旅行』Disc 2 吉井和哉

『the motion picture TOUR2009 宇宙一周旅行』のDisc 2

2009年8月10日

Zepp Sendaiでのライブ

Disc2はどうかな

Zepp Sendaiでのスタンディングライブ。

観客の熱量に合わせるように「ビルマニア」を投下し、否応なしに盛り上がる。音も良い。アルバムの流れでそのまま「フロリダ」が来ると思ってたら、まさかの「欲望」で、嬉しい裏切り。熱い。「ドントタッチミーだ」からサビに流れ込むところがかっけぇ。最高の2曲目じゃないか。続く「I WANTYOU I NEED YOU」も完全に乗りこなしていて、卑猥なマイクパフォーマンスも魅せる。ライブ序盤から客席と演者がガッチリかみ合っている。

4曲目「ウォーキングキングマン」で、集中力がすでに研ぎ澄まされていて、ボーカルの熱の入り方も際立っている。「SIDE BY SIDE」はライブで観て悪かった事が無い。こういう歌い上げる系は吉井和哉の歌の良さが引き立つ。

「FOR ME NOW」はライブハウスで映えるし、「魔法使いジェニー」は4つ打ちのリズムで会場が揺れてるのが伝わる。新しいイントロで始まった「シュレッダー」は気持ちが入ってて良い。歌い終えた後奏で見せた吉井和也の笑顔も素敵だ。

「PHOENIX」はやっぱりかっこいいし、ブレイクをヒョーヒョー(飄々)と決めるし、半端ない。「ノーパン」の4畳半文学的な始まりから、後半の爆発がたまらん。のけ反って天を仰ぐ吉井和也がSUGIZOみたいでかっこいい。激しく歪んだギターソロもかっこよ。

 

アンコール。「またチャンダラ」の圧倒的B級感。曲が終わると、脱力感が強すぎて完全に会場が冷めているように思う。笑

再度出て来て、売れてないカップリング曲という紹介で「スティルアライブ」。情感がたっぷり込められていて良かった。Disc1の「JAM」よりも良かった。THE YELLOW MONKEY時代の曲は聞けたら嬉しいんだけど、ソロ曲の方が心に響くな。

 

エピローグ(感想や調べもの)

Disc2は見ないで次の作品にいこうかな・・・と思ったけど見て良かった。ライブ全体を通して吉井和哉が集中していたように思う。特に良かった曲は、『WHITE ROOM』からセトリに復活した「欲望」「PHOENIX」の2曲。改めて大好きになった。「RAINBOW」も是非聞きたい。

あと『VOLT』の中でも「ウォーキングマン」「ノーパン」は出色だな。ライブで化けるとはまさにこのこと。ライブを見ないことには語れない2曲だ。

今回はイエモン曲なかったんだ。なくても十分に魅せられた。