Super Love!
タイトルからして、かっけぇ!!
そして、ジャケットもかっけえ!!!
曲について
2002年8月発売。まさかのFUNK!とてつもない陽キャラになって帰ってきたSUGIZOに、ファンもビックリな一曲。
キャッチーなホーンセクションが入っていて、これまでのLUNA SEAやSUGIZOのソロ作品とは一線を画す。ギターは16分カッティングでFUNKの王道アプローチだが、結構ハードに歪んでいてロック感がマシマシ。そこに宇宙的なリードギターやらスクラッチノイズやらが入ってくるから、なんだか新しい世界観のFUNK。2021年に聞いても不思議で面白い。
そういえば『LUNACY』(2000年)収録の「KISS」でも16分のカッティングが豊富に使われていたが、こちらは歪みは抑えられた音色。この曲も当然にめちゃくちゃかっけえ訳ですけども。
LUNA SEA - KISS feat. DJ KRUSH 「SUB ESP」「THE FINAL ACT TOKYO DOME」
メロディは一聴しただけでは掴みにくい独特な符割りだと感じる。それがクセになって何度も聞いて覚えたくなる。それを歌うSUGIZOの声は乾いていながら粘りがある。彼のボーカルも味があって良き。この頃になると1997年のソロの時よりも聴きやすい。
PVについて
見たことない人は是非見てほしい。史上最高に陽気なSUGI様が見れる。
おまけ
TV出演「Super Love」
若いポップなSUGIZOも素敵。歌は口パクでなく、ちゃんと歌ってて好感度高し。恒例だが、ギターソロでギターから手を離してパフォーマンスするのウケる。
Sugizo & the Spank Your Juice - Super Love [Live]
Super Loveのこと、SUGIZOはLoveしてるの?問題
この「Super Love」は2ndアルバム『CLEAR』に収録されなかった。そのため、SUGIZO的に黒歴史なのかなと勝手に思ってた。が、「SUPER LOVE 2012」という形で10年後にリメイクするくらいには思い入れがあると知って、嬉しかった。
※おそらく未収録になった理由は、その後に続くシングル「Dear LIFE」「NO MORE MACHINEGUNS PLAY THE GUITAR」がシリアスかつ社会的で、かつ、2ndアルバムの毛色もそっち寄りのため、若干享楽的な「Super Love」はアルバムの色にそぐわなかったからだと考えられる。
SUGIZO feat. COLDFEET / SUPER LOVE 2012 (Preview)
他の収録曲について
カップリングの2曲「怒FUNK」「EXORCISM」もまたアルバム未収録。前述の通り「Super Love」も未収録なので、このシングルが廃盤になってしまったことは文化的な損失である。声に出して叫ぼう「KANA SEA!」と。ファンとしては何としてでも手に入れたい一品。
「TELL ME WHY」からバトンを引き継いで、4:50~から。カバー曲だが、ライブ2曲目の定番として鎮座してきた。
Nextシングルの記事
雰囲気変わってシリアスなSUGIZOも良き。
「Super」つながり
Jの「Super High」もかっけえ。
ではまた。