今年3度目の事例、初の事例2(H25)。今回は娘を寝かしつけた後のお昼12時半からスタート。娘がグズって2度の中断をはさむも、最後は娘に見守られながら、何とか終えることが出来た。
<時間配分、解いた順>
設問解釈済 70:00
与件文1回目済 58:30
第1問回答作成済 42:30
残り3問時点 15:00
終了 2:00
解いた順 1、3-1、3-2、2、4-1、4-2
<終了時点での気づき・メモ>
◆6問あると時間配分で焦る。まずは各設問の要点を捉えて「薄く」「広く」。大きな穴が開かないように(事故らないように)する。
◆与件文の読み方に改善の余地あり。基本的に黄色で「強み」や「機会」「気になった点」に線を引いていく。「脅威」や「弱み」については今回は緑で線を引いた。試しに「経営資源」はピンクで線をひいたが、「強み」との切り分けが難しく、うまくできたとは思えない。
◆事例2の設問解釈は5分以内に終わらす予定だったけど、10分かかった。設問文が長く、また表もあり、かなり読ませる問題だった。それだけ設問文に多くのヒントがあるということ。第3問は設問文だけで答えられる問題。慌てずに対応する。
◆与件文長い。1回目の読み終了時点で残58分。ヤバい。一通り問題の解答の目星をつけて、第1問に取り組み回答まで書く。残り42分30秒。かなり焦る。その後第3問を2つ解いて、残り15分。助言系の問題であるが、方向性がわかっていたので、いけるだろうと思った。2分残って終了。これ、昨年解いているからある程度できることであって、本番が怖い。
<答え合わせでの気づき・メモ>
◆第2問。「地域ブランドの価値を高めること」「原材料の農産物の質の高さを訴求すること」の2つを要求されている。それぞれについて分けて書いた方が、出題者の意図に添えたと思う。
◆数値がフワっとした。約140%増てなんだ。ざっくりしすぎ。減点。しっかり計算して数字出すべき。自分が経営者だったら、ちゃんとした数字で聞きたいでしょ。
◆3-2。ふそろい『出題の趣旨ではYスーパーから見た評価が求められていた。水産練物担当バイヤーは、Yスーパーの一員としてYスーパー全体に対する評価も期待されていた。客単価の微増や客数微減に着目し、結果的にYスーパーの全店舗の実績は横ばいであることを考慮。』なるほど。分かるけど、ここまで考えられなかったし、たぶん本番でも難しい。
◆4-1。6点。いわゆる多面的な解答でなかった。これは知識不足。インターネット販売の注意点はもう一回整理する。『ふぞろい』にかかれている注意点・対策・効果は、暗記対象とする。
◆「機会」からターゲット(新規顧客)を設定する。与件文「X市は近年、いちご狩りやたけのこ掘りなどによる観光客誘致」⇒解答「いちご狩りやたけのこ掘りなどに来るX市以外の観光客に試食会を実施し〜」
◆事例を80分で解いたときの復習のゴールは「マイベスト答案」 作成とするで良いかなと、思いつき。
<本日の解答>
理由は①他社にはない原材料配分で食感が柔らかく高い評価を受け②取り寄せ需要も大きい事、③代々の味を守る方針で味わいを変えずに設備を機械化し効率化した事である。
パッケージは①産地表示を大きくして地元食材使用を訴求するデザインにし、シールを用いて②毎月の旬の食材の写真や③生産者の顔写真や氏名を表示し、ブランド向上を図る。
競合Zの販売実績は前年比で約1%増に対し、Yスーパーのプライベートブランドは約10 %増で、B社は34850円から49400円と約140%増となった。競合Z社に対し、大きくシェアを伸ばすことに成功したと言える。
イベント開催・POP掲出により、かまぼこ全体では170000円から190000円に販売実績が上昇し、水産練物全体でも500000円から535000円に上昇しているため、施策の効果はかまぼこだけでなく水産練り物全体に及んだと言える。
注意点は①インターネット上で過度な安売りをしないこと、②販売サイトへの登録料や③発送に伴う梱包材等の費用、④送料等、直販では発生しない費用が過多となり利益を圧迫しないことである。
施策は①過去に取り寄せてくれた客に対してDMを送付すること、②親子食育教室等のイベントを開いて案内すること、③自社店舗でのチラシ配布により、オンライン販売へ誘導する。