私が思う、抽象化ブロックシートの最大の利点は、ポータビリティ性にある。
スマホやタブレットなど小型端末の進歩が著しいが、アナログはアナログで素晴らしい。利用用途が限定される分、そこに関してはべらぼうに強い。この抽象化ブロックシートをコピーして1枚毎に切って事例毎に分けて留めている。要は大きめの単語帳である。
それをよく使うバックの中や部屋にばらまいておく。すきま時間に勉強するときにパッと取ってすぐ始められるというのが圧倒的なメリット。
スマホではそうはいかない。私はiPhone Xを使っているのだが、それの単語帳アプリで勉強するには①顔認証、②アプリ探し、③アプリの立ち上げ、これらをやるだけで5秒から10秒ぐらいかかる。この数秒が大きい。紙であれば手に取った瞬間に始められる。
子供を公園に連れて行って砂場で集中して遊んでいるようなら、バックから取り出して読んだり、レジの待ち時間でも取り出して読んだり、リビングでちょっとした時間があったら手に取って読んだり、そういったことが可能である。
すきま時間の勉強にスマホで!というのは、少なくとも数分以上を想定していると思われる。単語帳(抽象化ブロックシート)は勉強したい数秒の時間も逃さない!